バレー元全日本・狩野舞子が引退「様々な経験をさせてもらえたのは本当に幸せ」

スポーツ報知
現役引退を表明したPFU・狩野(右)

 女子バレーボールのPFUブルーキャッツは23日、元全日本代表ウィングスパイカー狩野舞子(29)が、5月7日付で退団すると発表。狩野は引退を表明した。

 チームを通じ「この度、現役を引退することに決めました。ブルーキャッツの選手として過ごした2シーズン、多大なるご声援をありがとうございました。会社や地域の方々と交流させて頂くことも多く、沢山の方に声を掛けて頂き、私にとって非常に大きな力となりました。私のバレーボール人生は常に怪我と向き合ったものでした。それでも代表や海外チームでのプレー、ポジションチェンジなど様々な経験をさせてもらえたのは本当に幸せなことだと思いますし、何よりも大好きなバレーボールをここまで続けてこられたことをとても嬉しく思います。いつもそばで支えてくれた家族、友人、チームメイト、チームスタッフ、そしてファンの皆様に心から感謝申し上げます」とコメントした。

 30日から大阪で行われる黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会が最後の大会となる。

 また、セッター・石橋朋美(25)、リベロ・新井祐喜子(26)の退団も発表され、それぞれ現役引退を表明した。

 ◆狩野 舞子(かのう・まいこ)1988年7月15日、東京・三鷹市生まれ。29歳。小4からバレーボールを始める。八王子実践中3年時にアテネ五輪代表候補に中学生として24年ぶりに選出される。八王子実践高卒業後に久光製薬入団。イタリア、トルコのチームでもプレーし、12年ロンドン五輪で銅メダル獲得。同年9月、久光製薬に復帰し、15年6月末に退団。16年からPFUでプレーしていた。身長185センチ。

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