錦織圭、右太もも痛め途中棄権 ツアー500戦目飾れず…バルセロナOP

スポーツ報知

◆男子テニス バルセロナオープン ▽シングルス2回戦 ガルシアロペス(棄権)錦織

 世界ランク22位の錦織圭(28)=日清食品=は初戦だった2回戦を途中棄権した。ギリェルモ・ガルシアロペス(34)=スペイン=と対戦。疲労から動きが重く第1セットを3―6で落とし、第2セットの第1ゲーム途中で棄権を申し出た。次戦はマドリード・オープン(5月6日開幕)を予定している。

 錦織は疲労の限界だった。ツアー500試合目の節目だったが動きにキレがなくミスを連発。「ウォーミングアップから3か所くらい痛くて、一番は右太もも。どんどん悪くなって動けなかった」。前週のモンテカルロ・マスターズで7日間で6試合、うち4試合でフルセットを戦い抜き、準優勝した代償は大きかった。

 クレーシーズンは始まったばかり。大きな目標の全仏オープン(5月27日開幕)を考えれば休養も大切だ。「疲れからきていると思うので休めば治る。感覚はいいので体が100%の状態であれば、いいところまでいける」と自信は揺らいでいない。まずは疲労を回復し次戦へ向かう。

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