JOC「傷害事件のようなもの」日大アメフト選手の悪質な反則にルール順守と人間力向上促す

スポーツ報知

 日本オリンピック委員会(JOC)は15日、都内で選手強化本部会を開催した。アメリカンフットボールの日大の選手が関学大との定期戦で悪質な反則行為をしたことを受け、平岡英介専務理事は冒頭で各競技団体にルール順守と人間力の向上を促した。

 「最近、スポーツで不幸な事件が続いている。アメリカンフットボールではルールを無視しての傷害事件のようなものが起きた。ルールに基づいてこそスポーツがある。平等で公正なフェアプレーの精神を選手のみなさん、事業を担う皆さんにお持ちいただきたい。人間力なくして競技力の向上はない。ただ勝てばいい、何をやってもいいではない。人間として成長して国際的な競技力をつけることを進めて欲しい」。

 日本アメリカンフットボール協会は、7団体あるJOCの準加盟団体の一つ。この日の選手強化本部会は欠席した。

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