関東学生アメフト連盟監督会、第三者委設置を連盟に要請…日大悪質タックル問題
スポーツ報知
関東学生アメリカンフットボール連盟の定例の監督会が17日、都内で開かれ、日大の悪質タックル問題に関し、調査のための第三者委員会の設置を連盟に要請した。日大関係者を除く15校の関係者が出席した。
連盟は規律委員会を設置して来月上旬にも最終的な処分を下すとしているが、会議後に取材に応じた東大の森清之ヘッドコーチ(HC)は「どんな処分であろうが、身内でやっていることという指摘は免れないので、客観性を担保するため。そうじゃないと一般の人も納得がいかないんじゃないか」と、要請の意図を説明。また、当該選手の立場にも配慮し「言いにくいこともあるかもしれない。懲罰を与えるためではなく、学生をしっかり守るために第三者委があった方がいい」と明かした。
監督会では週明けに連名で「最高のスポーツマンシップを示すため」の共同宣言を出す予定。森HCは「日大は尊敬すべきチームで、むしろ反則は少なかった。だからこそ理解ができない。批判ということではなく、『なんで?』という1点」と、真相の究明を望んだ。