長嶋一茂、日大悪質タックル問題に「暴力だと思うし傷害ですよ」

スポーツ報知
関学大・鳥内監督

 タレントの長嶋一茂(52)が18日にテレビ朝日系で放送された「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)に生出演し、6日の関学大との定期戦で起こったアメリカンフットボールの日大の悪質タックル問題に「何度見てもこの映像は嫌だよね」と不快感をあらわにした。

 その上で一茂は「スポーツはルールに基づいて成立している部分があるんですよ。スポーツ以外でも武道とか格闘技であっても、例えば目つぶしはいけないとか、男同士だったら金的はいけないとか。もうひとつあるのは、後ろからの攻撃。これはほとんどの格闘技は認めていないんです。後ろからの攻撃というかボクは暴力だと思うし、傷害ですよ、はっきり言うと」などと断じた。

 さらに「日大って言ったら京大と並んで東西の雄じゃないですかアメフトの。そこはね、監督、コーチのなにか潰せとか殺してこいみたいな風潮がないとやらないですよ、選手は、普通は。試合に出たいからやったとも受け取れる。もしかしてやった人は被害者かもしれない」などと見解を示していた。

 QB選手が負傷した関学大は17日、兵庫・西宮市内の同大学で鳥内秀晃監督(59)と小野宏ディレクター(57)が会見した。日大・内田正人監督(62)ら責任者が被害選手へ、いまだ謝罪していないことなどに不満をあらわにした。抗議文に対する日大の回答書については「誠意ある回答とは判断しかねる」と指摘し、徹底した真相究明を求めた。

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