バレーボール新設「ネーションズリーグ」が22日に豊田で開幕

スポーツ報知
ネーションズリーグ豊田大会の前日練習を終えて、取材に応じる黒後愛

 バレーボール女子のネーションズリーグ豊田大会は22日、愛知県のスカイホール豊田で開幕する。21日は公式練習が行われ、全日本女子の選手は実戦形式の練習などをこなし約1時間30分、汗を流した。

 これまでのワールドグランプリに代り今年から新設された国際大会。世界上位12か国に加え、チャレンジチームとして参加する4か国の計16か国で争われる。1次リーグ(L)は総当たりで行われ、勝ち抜いた5か国と、開催国(今年は中国)を含む全6か国でファイナルリーグを戦い、優勝国を決める。

 15~17日に行われたブラジル大会で1勝2敗と苦しい戦いを強いられた。長年、全日本をけん引してきた木村沙織さんが昨年、引退し、絶対的エースが不在。次世代のエースとした期待が高まるのが古賀紗理那(22)だ。この日、22歳の誕生日を迎え「22歳もしっかり頑張りたい。調子が良いときだけでなく、調子が悪いときも点数を取れるようにしたい」と気持ちを新たに、今季の国内初戦に挑む。

 世界ランク6位の日本は、22日に同2位でリオ五輪銅メダルの米国と、23日は同13位のベルギー、最終日の24日は同8位のオランダと対決する。

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