【経過】日大アメフト選手が会見に至った経緯…関学戦以降の経過を配布
6日のアメリカンフットボール定期戦での悪質なタックルで関学大の選手を負傷させた日大の宮川泰介選手(20)が22日、東京都内の日本記者クラブで会見を開いた。日大が経緯説明やチーム見解を関学大に提出する期限とされる24日を待たずに異例の会見となった。
宮川選手の代理人弁護士が会場で報道陣に配布した試合以降の経過は次の通り。
【5月6日以降の経過】
▽5月8日
本人がグランドに行き、監督・コーチ、チームメイトと会う
▽5月9日
オフ(自宅)
▽5月10日
関学アメフト部から日大アメフト部に対する申入れ文書
▽5月11日
本人・両親が監督を訪ねる。個人として直接謝罪したい旨の話をしたが、止められる。事実について聞かれず。
▽5月12日
本人・コーチが関学に謝罪に行くが、断られる。
▽5月13日
オフ(自宅)
▽5月14日
本人・父が呼び出される。19時以降、学生連盟の規律委員会からの事実聴き取り
▽5月15日
代理人弁護士に相談(父)
▽5月16日
代理人弁護士による、本人・両親からの聞き取り。大学本部から本人への呼び出しがあり、父にはOBからの呼び出しがあったが、断る。代理人から大学本部に連絡。翌日午前に、父・代理人が本部の事情聴取に応じることにする。
▽5月17日
午前中、本部からの聞き取り(本人・父)。部からの事情聴取ではないことを確認。夕方の打合せ時、代理人から関学アメフト部に個人として謝罪したい旨申入れ→夜、翌日、父・本人が謝罪に行くことにする。
▽5月18日
本人・両親が、被害選手とその両親、関学アメフト部ディレクターに面会して、謝罪。代理人に、大学本部から、21日に本人から聴き取りしたい旨の申入れ→午前11時に予約
▽5月19日
代理人事務所で本人の陳述書作成
▽5月20日
規律委員会(規律委員会代理人弁護士事務所)のヒアリング(本人・父・代理人西畠)
▽5月21日
大学本部から事情聴取。部としての聞き取りでないことを確認。大学の対応が遅いこと、部としての事情聴き取りの予定がないことから、記者会見を決意→午後に、会見場確保。
▽5月22日
本記者会見。