被害QB父が日大選手会見から指導陣に激怒「刑事告訴も検討せざるを得ない状況だ」

スポーツ報知
日大・宮川選手を思いやった関学大・鳥内秀晃監督

 6日の定期戦での悪質なタックルによって関学大QB選手を負傷させた日大DL宮川泰介選手(3年)が22日、都内で会見したことを受け、被害QBの父親で大阪市議の奥野康俊氏(52)が関学大を通じてコメントを発表した。「激しい憤りを覚える。(日大の内田前)監督やコーチが最初から自分の息子をけがさせようとしていた。絶対に許されないことだ(中略)被害届を取り下げる準備もあったが、今回の会見を見て刑事告訴も検討せざるを得ない状況だ」と激怒した。

 また、関学大アメフト部の鳥内秀晃監督(59)はこの日、宮川選手が日大アメフト部からの退部や競技断念の意思まで示したことについて、「かわいそうだ。がく然とする」と報道陣に思いを語った。また、同選手が実名、顔出しで会見を行ったことについて「勇気を出して真実を語ってくれた。敬意を表したい。立派な態度だった」と評価した。

スポーツ

×