スポーツ庁・鈴木大地長官“反則タックル問題”日大呼び出し「真実解明していく」

スポーツ報知

 23日の会見で日大の内田前監督、井上奨(つとむ)コーチが意図的な反則指示を否定したことを受け、スポーツ庁の鈴木大地長官(51)は24日、「われわれがリーダーシップをとってきっちり真実を解明していくしかない。

 当事者に直接話を聞いた方がいい」と説明。同日夜にスポーツ庁が日大幹部を呼び出し、第三者委員会の早急の設置と早期の事実究明を求めた。

 事実解明へ国が動いた。午後6時半。日大常務理事の石井進氏と大里裕行氏がスポーツ庁を訪れた。出て来たのは1時間半後。鈴木長官は東京五輪組織委員会の会議が入っていたため同席しなかったが担当参事官らが事情聴取を行い、日大が関学大に提出した再回答書の内容を確認した。

 昼に取材に応じた鈴木長官は内田前監督ら現場の関係者と今後、直接話す意向も表明。夜の“呼び出し”では、日大が設置を決めている第三者委員会について担当参事官から質問が飛んだ。日大側の回答は「人選して当たっているところ」というのんびりしたもの。具体的なスケジュールなどが提示されなかったため、早急な設置を促した。

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