アメフト選手だった木村太郎氏、「僕等のころは潰せとか壊せとかフットボール用語であった」

スポーツ報知
会見に臨んだ内田正人前監督(右)と井上奨コーチ

 ジャーナリストの木村太郎氏(80)が25日放送のフジテレビ系「直撃LIVEグッディ!」(月~金曜・後1時45分)で日大アメフト部の悪質タックル問題について見解を示した。

 木村氏は高校時代にアメフトをやっていた経験を明かし「何回もQBを潰してこい、壊してこいって言われたこと、よくありますよ。球を持っているQBがプレーできないぐらいぶつかっていけって(意味)。それは合法的なプレーなんです。潰せとか壊せとかフットボール用語としてあったわけです」とした上で「それは決してホイッスルが鳴っているのに、あそこまで追いかけていって後ろからブロックするなんて。そんなこと到底思っていない。ところが、そういう言葉は今は通用しなくなったんだなってよく分かりました」とコメントした。

 その上で「ここから後は危機管理の問題。危機管理の問題の極意は早く正直に。だから、潰してこいと言ったと、監督も潰しますと言ってくれば出してやると言ったと、認めた方が良かった。だけど、本意は違うんだっていうことを言えばいいんで。そこら辺のことが正直じゃないから後でグジャグジャになっている」と指摘していた。

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