日大・大塚学長に聞く 理事長の会見は「必要かどうかは私には判断しかねる」 

スポーツ報知
アメフト部の問題で会見する大塚吉兵衛日本大学学長

 日大は25日、アメリカンフットボール部の選手が悪質な反則を犯した問題について都内で会見を開き、大塚吉兵衛学長(74)が取材に応じた。

◇大塚学長に聞く

―内田前監督、井上コーチといつ会った?

「試合の数日後ですかね。最終的にはここで会見を開いた日も、短い時間だったが会っていたと思います。そのときも、当該選手の発言が全面的ではないという発言はしておりました」

―井上コーチはコーチを辞めると言っていたが

「学生たちが今後、どういうふうに部をしていきたいか、コーチに対してどう思っているのかも調査して、学生たちの気持ちも聞かないといけないと思う。学生たちの意見だけではできないと思いますが、事実を確認したい」

―内田前監督は入院中か

「はい。食事をのどを通らなかったと思います。当日も話したところ、点滴を打って会見したと聞きました。その後はまだ会っていません。関係病院にいるとは思う」

―理事長の会見の必要性にどう考えるか

「必要かどうかは私には判断しかねる。私が責任者なので」

―内田前監督と責任の取り方は話したか

「直接、そこまでの話はしていません。監督としては辞任したいという話はしていたが、そうすると、現場、捜査が入る流れになるので、私が立ち入るのは現時点では差し控えたい」

―このタイミングでの会見の意図

「(昨日)夜の父母会が通知されておらず、ニュースで知った状態だった。こういう会見、HPの掲示をこちらとしてもすべきではないかと思った。急遽、この会見を考えた。父母会の意見も出て来たので、私が会見すべきだと思った」

―もう少し早く対応できたのでは

「部と部の文書のやりとりに任せてしまったということに、そちらで済ませてしまったことにはわたくしも責任があると感じている」

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