関学大・小野ディレクター、日大の内田前監督と加害選手の食い違う証言に「選手の話に信憑性がある」

スポーツ報知
会見前に合同であいさつをする(左から)奥野康俊氏、関学大アメフト部・小野宏ディレクター、鳥内秀晃監督

 日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、被害を受けた関学大が26日、兵庫・西宮市内で会見し、日大が反則行為についての調査結果として関学大へ提出した2回目の回答書への見解を示した。

 日大は22日に加害者となった日大の選手が会見しタックルは内田前監督と井上前コーチの指示だったことを証言。しかし、内田前監督と井上前コーチは23日の会見で選手の証言を全面否定した。

 会見で指導者と選手のどちらが真実を言っていると思うかと質問され、小野宏ディレクター(57)は「私自身は宮川君の話に信憑性があると考えております」と断言。「そうでないと事実関係を見ても整合性が保てないという風に感じる。私自身は宮川君が勝手にやった、指示を間違えて解釈してあのようなことをやったとは正直考えておりません」とし「謝罪の時に宮川君自身とお話をしてその態度や印象を見て確信を持っております」と明かした。

 鳥内秀晃監督(59)も「私も宮川君が真実を語っていると思います」と断言していた。

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