【Ｂリーグ】富山、３度目の正直でＢ１残留決めた！宇都がチーム最多２４得点

◆プロバスケットボールＢ１Ｂ２入れ替え戦　富山８８―８５熊本（２７日、横浜アリーナ）

　Ｂリーグ１部（Ｂ１）１５位（中地区５位）の富山グラウジーズは、Ｂ２プレーオフ３位の熊本を８８―８５で退け、来季のＢ１残留を決めた。

　最終第４クオーターで逆転したが、残り６・３秒で１点差に迫られるなど、熊本の粘りに苦しんだ。しかし最後はＢ１の意地を見せ、今季のＢリーグの大トリにふさわしい、しびれる試合を制した。

　レギュラーシーズン最終戦の６日のアウェー・滋賀戦（７６●７８）、１９日の残留プレーオフ２回戦の横浜戦（７６●７９）と、「勝てば残留」の試合をいずれも僅差で落とした。

　３度目の正直で、富山は来季３季目となるＢ１で戦う権利を勝ち取った。チーム最多２４得点で勝利に貢献したポイントガード・宇都直輝（２６）は「タフな試合だった。Ｂ１は、いなくちゃいけない場所。そこにこだわって、勝てて良かった。チームメートの気持ち、富山のみなさん、自分の家族。そういったものを自分なりに背負って戦った。最後、Ｂ１に残れて安心した」と、ホッとした表情だった。