日大、悪質タックル問題でようやく第三者委員会を設置「利害の一切ない弁護士に委員長を依頼」

スポーツ報知
日大アメフト部の内田正人前監督

 アメリカンフットボールの悪質タックル問題で日大が1日、第三者委員会を設置したことを発表した。

 日大は、「これまで日大アメフト部として調査をおこなってまいりました。しかし、その調査に限界があり、当該選手の主張と監督及びコーチの主張とは大きく異なっていることから、本学としては、日大アメフト部の対応では十分な事実関係及び原因の究明をすることができないと判断しました」と説明した。

 さらに「本学としての日大アメフト部に対するガバナンス体制についても検証すべきと判断いたしました」とし第三者委員会の設置に至ったという。

 設置に向けて、「日本弁護士連合会が定める『企業等不祥事における第三者委員会ガイドライン』に則り、その独立性、中立性を担保し、中立公正な立場から調査を実施していただくために、学校法人日本大学とはこれまでに利害関係の一切ない弁護士に委員長を依頼することと致しました」とし、委員の選任も「委員長に一任」。大学の意向は一切含まれていないと発表した。

 第三者委員会の委員長は、勝丸充啓弁護士。委員長代理は、辰野守彦弁護士。委員は、本田守弘弁護士、山口幹生弁護士、斎藤健一郎弁護士、和田恵弁護士、磯谷健太郎弁護士となっている。

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