ハンドボール男子日本代表の愛称は「彗星ジャパン」に決定

スポーツ報知
彗星ジャパンのボードを手に笑顔を見せるハンドボール男子日本代表の(左から)部井久アダム勇樹、信太弘樹、門山哲也

 日本ハンドボール協会は11日、都内で会見し、男子日本代表の愛称を「彗星(すいせい)ジャパン」に決めたと発表した。男子ハンドボールのスピーディーな動き、シュートの軌跡が彗星のイメージに合致しているのが理由。次世代エースとして期待される部井久(べいぐ)アダム勇樹(19)は「この名前のようなチームカラーにして、たくさんの方に覚えてもらえたら良い」と笑った。

 女子日本代表は13年に公募で決めた「おりひめジャパン」がついているが、男子代表には公的な愛称がないままだった。今年4月2~20日に、オフィシャルパートナーのヤマト運輸の協力で公募。687人から合計1000通の応募があり、選考委員会の選考を経て決まった。

 ハンドボール男女は、今年4月に開催国枠で20年東京五輪出場が決定。男子は88年ソウル大会以来、32年ぶりの出場となる。信太弘樹主将(28)=大崎電気=は「開催国枠で出ても、何もできなければ出る意味がない。勝つことを意識して、まずは予選を抜けられるようにしたい。(今後は)海外の強豪と試合をする機会が多いので、チームとしての試合を意識し、濃い2年間を送りたい」と気持ちを引き締めていた。

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