日大アメフト部OB会が委員会を設置 再建へ選手を支援 新監督はOBからの可能性も

スポーツ報知
日大アメリカンフットボール部のOB会代表者(左手前)が報道陣の取材に対応

 日大アメリカンフットボール部の選手による悪質な反則問題で16日、都内の日大キャンパスで同部のOB会が開かれ、今秋のリーグ戦出場に向けて現役選手を支援する委員会が設置された。幅広い世代のOBが130人ほど集まり、父母会会長を交えて約1時間半の意見交換を行った。

 委員会の名称は未定だが、8人が委員に決定。委員会の代表者は「中心は現役選手。再建のためにサポートするし、父母会を含めて一つになってやっている。協調してやっていく」と説明。全体練習再開へ、新監督やコーチの外部採用の選択肢も残しながら「OBから出す準備もしないといけない」とした。

 父母会会長は「私たちにできないことで、OB会にできることをやってもらう。OB全体の意見を吸い上げてもらう。早くしてほしいので、今日集まってもらった」と話した。新監督やコーチは外部からの採用に限定しないことに対しては「ちゃんとした方ならいいのではないか。日大のOBでもフットボール業界でちゃんとしている方もいる」と述べた。今後はOB、父母、選手の考えをまとめ、大学側に伝えていく。

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