上野“後輩”18歳・勝股が米国斬りだ 東京五輪金メダルへソフト新エース「アピールする」

スポーツ報知
ソフトボール日米対抗戦を前に会見した(左から)山田恵里、宇津木麗華監督、米国のローラ・バーグ監督、アマンダ・ローレンツ

 ソフトボール日本代表の次世代エース・勝股美咲投手(18)=ビックカメラ高崎=が、宿敵・米国斬りで東京五輪の金メダルロードをスタートさせる。日本代表は19日、20日から始まる日米対抗3連戦に向け、開幕戦の舞台・東京ドームで最終調整。勝股も初のドームのマウンドの感触を確かめた。

 日米対抗には2年連続2度目の出場。高校生だった昨年は2試合で3回0/3を1失点と、どこか不完全燃焼に終わった。「2回目なので、経験がないのを理由にして負けたくない」と、表情を引き締めた。

 今季からビックカメラ高崎に所属。大エースの上野由岐子(35)からのアドバイスで、踏み出すスタンスを狭めたフォームに改造し、最速は高校時代から3キロアップの110キロにまで伸びた。「結果を残さないと、五輪のメンバー15人には入れない。アピールも大切にしながら、勝利に貢献できるようにしたい」。伸びしろ十分の右腕は、強い自覚をにじませた。

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