藤岡奈穂子、男女通じ初の4階級制覇…吉川晃司から祝福肩車「高かった」

2017年3月13日22時54分  スポーツ報知
  • 4階級制覇を達成し、笑顔の藤岡奈穂子
  • 4階級制覇を達成し、吉川晃司に肩車で祝福される藤岡奈穂子

 ◆プロボクシング ▽WBA女子世界フライ級(50・8キロ以下)王座決定戦10回戦 〇藤岡奈穂子(TKO 10回21秒)イサベル・ミジャン●(13日、東京・後楽園ホール)

 WBA女子世界フライ級王座決定戦が行われ、藤岡奈穂子(41)=竹原慎二&畑山隆則=が男女通じて日本人初の4階級制覇に成功した。同級1位イサベル・ミジャン(35)=メキシコ=に10回21秒TKO勝ち。藤岡の戦績は16勝(7KO)2敗。ミジャンは18勝(8KO)3敗1分けとなった。

 終始、藤岡が主導権を握った。2回に強烈な左フックをたたき込んで先制ダウンを奪取。ミジャンも強気に打ち返してきたが、藤岡はボディーを織り交ぜたコンビネーションで応戦した。その後も藤岡が試合を優位に進め、回を追うごとにミジャンの顔は大きく腫れていった。なおも粘りを見せたミジャンだったが、迎えた最終回に藤岡がコーナーに追い込んで連打したところでレフェリーストップが宣告された。

 試合終了後には所属ジムの特別顧問を務める歌手、俳優の吉川晃司(51)に肩車で祝福された。藤岡は「(4階級制覇の)実感はまだない。肩車は高かった」と喜びをかみしめた。4階級制覇は、女子では世界タイ記録。だが陣営の竹原慎二会長(45)が「5階級制覇に向けての通過点」と語ったように、目指すは女子新記録となる5階級制覇だ。

 藤岡は「できたら(まだ取っていない)IBFも取って、メジャー(団体)を全部取りたい」と更なる野望も語った。宮城・古川市(現・大崎市)出身だけに、東日本大震災の被災地には特別な思いがある。「ちょっとでも明るいニュースを届けられたかな」と故郷に思いをはせた。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
ボクシング
今日のスポーツ報知(東京版)