新王者・久保、最強リゴンドーと「やる」

2017年4月11日7時0分  スポーツ報知
  • 世界王座初奪取から一夜明けスポーツ報知を手にする久保隼。激闘で折れた歯に仮歯を入れて笑顔を見せる

 WBA世界スーパーバンタム級王者・久保隼(27)=真正=が10日、王座初奪取から一夜明け、神戸市の真正ジムで会見した。

 「まだ実感が湧かない。ほとんど眠れなかった」と11回TKO勝ちした前王者セルメニョ(ベネズエラ)戦の傷が残る顔で笑った新王者。今後について「(決まった相手が)リゴンドーならリゴンドーとやる」と同王座をかつて9度防衛した17戦(11KO)無敗のWBA同級スーパー王者・ギレルモ・リゴンドー(36)=キューバ=の名を挙げ、将来のビッグマッチ実現へ息巻いた。

 今夏にも予定される初防衛戦について、山下正人会長(54)は「これからWBAの話を聞く。(上位ランカーとの)指名試合になるだろう」とした。リゴンドーは6月に暫定王者で同級1位のモイセス・フローレス(メキシコ)と対戦予定。現状なら久保のV1戦相手は、同級2位のダニエル・ローマン(米国)が濃厚だ。新米王者の久保がリゴンドーとの一戦を実現するには、真正ジムの先輩で世界王座を10連続防衛した長谷川穂積氏(36)のように実績を重ねていくしかない。

 この日の会見のために「とりあえず朝一番、歯医者に行ってきた」とセルメニョ戦で折れた前歯に仮歯を入れた久保。山下会長は「これから、王者としての戦い方を身に付けてほしい」と期待する。今は無名王者の久保が、一つ一つ階段を上っていく。(田村 龍一)

  • 楽天SocialNewsに投稿!
ボクシング
今日のスポーツ報知(東京版)