拳四朗、10戦目で世界王座奪取!

2017年5月20日19時8分  スポーツ報知
  • 10戦目で世界を奪取した拳四朗。右は父・寺地永会長

 ◆報知新聞社後援 プロボクシングトリプル世界戦 ▽WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇拳四朗(判定 2―0)ガニガン・ロペス●(20日、東京・有明コロシアム)

 世界初挑戦のWBC世界ライトフライ級4位・拳四朗(25)=BMB=が、同級王者ガニガン・ロペス(35)=メキシコ=を2―0の判定(115―113、115―113、114―114)で退け、王座奪取に成功した。

 拳四朗はサウスポーのロペスに対し、軽いフットワークを武器に左ジャブから右ストレートをつなぐ攻撃を駆使した。ベテラン王者も4回からボディーにパンチを集め、挑戦者に肉薄。4回終了時の公開採点は2―0(39―37×2、38―38)で拳四朗がリードした。

 ロペスは手数を増やし、両者の距離は徐々に近くなっていった。7回、パンチ交換が激しくなる中、拳四朗が相手の右フックを頬に食らい、ぐらつく場面もあった。だが攻勢を緩めず、相手の打ち終わりを狙った右で応戦。8回終了時の採点はジャッジ3者が拳四朗を支持した。

 追い込まれたロペスは、9回からさらにペースを上げ、得意の左ストレートで挑戦者の顔面を捉えるシーンも増え、拳四朗にとって我慢の時間が続いた。

 最終12回は意地のぶつかり合い。KOを狙ってきたロペスに対し、拳四朗も手を休めず、上下にパンチを散らした。両者の激しい打撃戦のまま、終了のゴングが鳴った。

 中盤までの貯金を生かし拳四朗が判定勝ち。勝ち名乗りを上げた瞬間、両手でピースサインして満面の笑みで喜びを表した。激戦の末の戴冠劇に「内容は全然良くなかった。最初は硬い部分があり、悩みながら戦う部分があった」と心境を語った。

 東洋太平洋ライトヘビー級王者だった父の寺地永会長(52)の世界獲得の夢を叶え「パパ! 親孝行できたと思いますが、これからも親孝行したいと思います」と宣言した。

 拳四朗の戦績は10戦全勝(5KO)、2度目の防衛に失敗したロペスは33勝(18KO)7敗となった。

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