井上尚弥、12・30にV7戦 わずか57日でアンカハスと2・25統一戦熱望

2017年11月17日6時0分  スポーツ報知
  • 気合の入った表情でポーズをとる(左から)井上拓真、井上尚弥、拳四朗、清水聡(カメラ・三須 慶太)

 ◆プロボクシング ダブル世界戦 ▽WBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)タイトルマッチ12回戦 井上尚弥―ヨアン・ボワイヨ(12月30日、神奈川・横浜文化体育館)

 WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥が、圧勝で2度目の米国進出を狙う。

 都内で16日、同級7位ヨアン・ボワイヨと12月30日に7度目の防衛戦を行うと発表した。井上尚はV7戦をクリアし、来年2月24日(日本時間25日)に米国で計画される同階級の興行出場にも意欲。同興行で他団体王者との統一戦が実現した場合、バンタム級に上げ3階級制覇を目指す考えを示した。今回はWBC世界ライトフライ級王者・拳四朗のV2戦も行われ、ダブル世界戦となる。

 井上尚の表情は本番モードだった。15日まで静岡・熱海市で走り込み合宿を敢行。「いい調子で追い込めている。試合が待ち遠しい」と闘志を燃やした。まずは目前のV7戦だが「また来年2月に米国という話もあるので、いい試合を見せなければ」と闘志を燃やした。今年9月にスーパーフライ級のトップ級が集結した興行「SUPER FLY」で米国デビューしTKO勝利。その第2弾が2月24日に米国で計画されている。

 陣営の大橋秀行会長(52)によれば、年末に防衛戦が計画されていたため米国の興行主側は「出ないと思っていたようだ」。だが井上尚は「“SUPER FLY2”というくくりでやるのなら『しっかり入れろ』という話ですよ」と出場を熱望。大橋会長も熱意を受け、出場の意向を米国側に伝えた。試合間隔はわずか57日。12年10月のデビュー戦から第2戦までの95日を大幅に更新する異例の日程だが、王者は「体が仕上がっている状態での2か月ほどなので全く問題ない」と意に介さない。

 2月の試合では、年末の対戦計画が消滅したIBF王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン、今月18日に英国でV3戦を予定)との一戦を熱望。統一戦を制すれば「気持ち良くバンタム級に上げられる」と語った。大橋会長も「バンタムに上げればスーパーバンタムとポンポン行っちゃう。フェザー級に行ったら5階級制覇だね」と夢を描いた。ただV7戦でつまずけばシナリオにも狂いが生じる。王者は「今年はいい試合が続いている。その流れで井上尚弥らしい試合をしたい」と力を込めた。(三須 慶太)

 ◆ジェルウィン・アンカハス 1992年1月1日生まれ。25歳。戦績は27勝(18KO)1敗1分け。ガードが固く強打を持つサウスポー。16年9月にIBF世界スーパーフライ級王座を奪取し今年7月のV2戦では帝里木下(ている・きのした、千里馬神戸)と対戦。手数とスピードで勝り、7回に右ボディーでダウンを奪ってTKO勝ちした。

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