村田諒太、端正なマスクの挑戦者に「見た目では勝てない」4・15初防衛戦

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村田諒太

◆報知新聞社後援 プロボクシング▽WBA世界ミドル級(72・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 村田諒太―エマヌエーレ・ブランダムラ(4月15日、神奈川・横浜アリーナ)

 プロボクシングの帝拳ジムは22日に都内で会見を開き、所属するWBA世界ミドル級王者・村田諒太(32)が、4月15日にWBA世界同級10位、WBC・IBF世界同級7位エマヌエーレ・ブランダムラ(38)=イタリア=と初防衛戦を行うと発表した。

 村田は昨年5月の王座決定戦で不可解な判定により敗れたアッサン・エンダム(33)=フランス=とのダイレクトリマッチ(直接の再戦、10月22日)で雪辱。1995年12月の竹原慎二以来、2人目の日本人ミドル級世界王者となった。

 ミドル級での世界王座防衛となれば、日本人初の快挙だ。相手は2016年12月に欧州ミドル級王座を獲得し、戦績は27勝(5KO)2敗。イタリア人らしい端正なマスクの挑戦者に、村田は「さっき会って、俳優さんかと思うくらい見た目では勝てない」と会見場の笑いを誘い、「この先がある選手かどうか判断される試合になる。この試合だけを見て、この試合に全てをささげたい」と意気込んだ。

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