ぬきてるみ 2・17アルゼンチンで世界再挑戦 野中悠樹は40歳での再起戦

スポーツ報知
次戦が決まり意気込む井岡弘樹ジム陣営。(左から)桂伸二トレーナー、野中悠樹、ぬきてるみ、井岡弘樹会長

 井岡弘樹ジムは23日、IBF女子世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)1位・ぬきてるみ(貫輝美、29)が2月17日(日本時間2月18日)に敵地アルゼンチンのネウケン州で、同級王者のデボラ・ドィオニシウス(29)に挑戦すると発表した。ぬきは昨年7月、敵地メキシコでの世界初挑戦でWBC女子バンタム級(53・5キロ以下)王者のマリアナ・フアレスに判定負け。再起戦が世界再挑戦となった。

 この日、大阪市内の同ジムで会見し「前回の負けが悔しくて、追い足やコンビネーションを磨いてきた。(敵地で)判定勝ちは難しいと思うのでKOで倒したい」と気合十分。同ジム初の世界王者輩出へ、井岡弘樹会長(49)は「ぬきのフックが当たれば、無敗の王者も倒れるでしょう」と自信を見せた。戦績はデボラが26勝(6KO)、ぬきが9勝(6KO)2敗。

 また、同僚のIBF世界スーパーウエルター級(69・8キロ以下)12位の野中悠樹(40)が4月26日、東京・後楽園ホールで同級10位の前日本同級王者・井上岳志(28)=ワールドスポーツ=と対戦することも発表。この試合の勝者は世界同級2位に昇格する。不惑の野中は「相手は若いが、この階級で日本ナンバー1は自分と証明したい。流れの中でKOできればいい」と意気込んだ。通算成績は野中が31勝(10KO)9敗3分け、井上が12勝(7KO)1分け。

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