山中慎介、ネリと同じメキシコ製グラブで破壊力UP

スポーツ報知
メキシコのレジェス社製のグラブをミット打ちで試した山中(右)(カメラ・浜田 洋平)

 プロボクシング前WBC世界バンタム級王者・山中慎介が8日、“新兵器”を試した。昨年8月にV13を阻まれた同級王者ルイス・ネリへの雪辱に向け、都内の所属ジムで5回のスパーリングを披露。練習では愛用した日本製のグラブではなく、メキシコ・レジェス社製などを試打。ネリが同社製を使うとの情報が入り「まだ決めてないけど、できれば同じものでやりたい」と意図を明かした。

 革が薄く破壊力が増すのが特徴で、山中が試合で日本のウイニング社製以外を使うのは初めて。「違うのをつけるのは新鮮。不安はない。拳の力が伝わりやすい」と“神の左”の威力アップに手応えをつかんだ。「フィット感がある」という米国・エバーラスト社製も試し、練習を重ねて決定する。スパーでは中間距離で飛んでくるネリの連打を想定。相手の懐に入り、ボディーやアッパーを打つ練習を繰り返した。(浜田 洋平)

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