ネリ、当日計量はリミットを0・5キロ下回る「試合を待つだけだ」

2018年3月1日12時4分  スポーツ報知
  • 王座を剥奪された前王者・ネリ(中)は試合当日の計量を終えると、飲食物を手に山中戦へ意気込んだ

 ◆報知新聞社後援 プロボクシング・ダブル世界戦▽WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 ルイス・ネリ―山中慎介(3月1日、東京・両国国技館)

 非公開での当日計量が1日、都内で行われ、前日計量で大幅超過したルイス・ネリ(23)=メキシコ=がこの日設定されたリミットを0・5キロ下回る57・5キロでパスした。報道陣に「体重はもうつくった。あとは試合を待つだけだ」とだけ言い残し、計量会場を去った。

 2月28日の前日計量では、1度目を2・3キロの大幅超過(リミット53・5キロ)の醜態をさらした。2時間の猶予が与えられたが、2度目の計量は1・3キロオーバーで王座剥奪。この時点で試合は山中が勝てば新王者、ネリが勝つか引き分ければ空位のままとなることが決定。ネリはペナルティーを受けず、試合は決行され、ファイトマネーも通常通り支払われる。

 昨年8月にネリに敗れてリベンジに燃えていた元王者の同級1位・山中慎介(35)=帝拳=は、前日計量を53・3キロで一発パス。「今回の試合に懸ける思いは強かった。両者万全でやりたかった。本当に悔しい」と公平に戦えないことに憤りを見せ、涙を流していた。

 ◇ネリの騒動

 ▽17年8月23日 同25日に京都で山中慎介から4回TKO勝ちで世界王者奪取も、ドーピング疑惑が浮上。WBCは同年11月、意図的摂取の証拠がないとして不問とし、山中との再戦交渉を命じる裁定を下した。

 ▽18年2月26日 山中との再戦の予備検診で、17年12月に長女を産んだ女性とは異なる“謎の美女”を同伴。「彼女に関する質問には答えない」とピシャリ。

 ▽18年2月27日 調印式で用意されたメキシコ製のグラブに対して異議を唱え、両者とも日本製を使うよう要請。日本製使用となった。

 ▽18年2月28日 前日計量1回目で2・3キロ超過。再計量でも1・3キロ超過し、世界王座剥奪

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