帝拳会長がルール改正訴え 悪質行為は「縛らないと反省しない」

2018年3月2日6時25分  スポーツ報知
  • ファンからねぎらいの言葉をかけられながら会場を後にした山中(カメラ・堺 恒志)

 ◆報知新聞社後援プロボクシング・ダブル世界戦 ▽WBC世界バンタム級タイトルマッチ ○ルイス・ネリ(2回TKO)山中慎介●(1日、東京・両国国技館)

 帝拳ジムの本田明彦会長(70)は、悪質行為に対する厳密なルール作成を願った。

 ドーピングや体重超過を繰り返しても罰せられないネリに「ルールで縛らないと反省しない」と言及。WBCと日本ボクシングコミッションには「今回の件で動いてくれると思う。そうしないと何の意味もない」と、ボクシング界に一石を投じる試合になることを願った。生え抜きの王者としてジムを支えた山中には「一番に言えることは、いい人間のボクサー。こんな人のいい選手は初めて。ファンも増えていった。前回よりやり切ったという思いがあるだろう」とねぎらった。

 WBOスーパーフライ級王者・井上尚弥「(山中の敗戦に)コメントできない。ショックです」

 元WBCスーパーフェザー級王者・三浦隆司氏「1回でもらったダメージが残ってしまった。(ネリは)体重オーバーしてベルトを捨てても勝ちにきた。そういうのは許せないし歯がゆい」

 日本プロボクシング協会・渡辺均会長「本当に残念な結果。それでもよくここまで戦ってくれた。素晴らしいボクサーであるのは変わらない」

 ◆山中―ネリ戦VTR(2017年8月15日・島津アリーナ京都) 勝てば13戦連続防衛の日本記録に並ぶ王者・山中は、立ち上がりに右ジャブで距離を取り、相手の前進を止めた。挑戦者のネリが打ち込んでくると足を使ってかわすなど狙い通り。しかし、次第にネリが回転力を生かした連打を繰り出し、ペースを握り始めた。迎えた4回、山中はパンチをもらい後退したところでラッシュを浴び、セコンドからタオル投入。ネリが4回TKO勝ち。

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