初防衛の岩佐、ネリとの対戦“拒否”「関わりたくない」

2018年3月3日7時0分  スポーツ報知
  • 世界戦初防衛から一夜明けた岩佐は、色紙を手にVサイン(カメラ・森田 俊弥)

 IBF世界スーパーバンタム級王座を初防衛した岩佐亮佑(28)=セレス=が2日、千葉・柏市の同ジムで一夜明け会見を行い、階級が近いネリとの将来的な対戦について「関わりたくない」と吐き捨てるように言った。さらに「ネリをボクサーとして認めない。ボクシング界から去るべき。同じこと(体重超過)をされても困るし、そんな甘い世界じゃない」とピシャリ。挑戦者・サウロン(フィリピン)を大差判定で下し、本来なら和やかなはずの会見で憤慨した。

 怒りの根底には、尊敬する先輩王者・山中の大舞台が汚されたこともある。自身は11年3月、当時日本バンタム級王者の山中に挑戦し10回TKO負け。そのプロ初黒星を糧に世界王座まで上ってきた。山中の引退について「リング外での振る舞いも(紳士的で)見習いたい。まだ僕じゃ恐れ多いが、後を継げる王者になりたい」と力を込めた。

 V2戦の時期は未定だが、同級1位・ドヘニー(アイルランド)との指名試合。KOを狙い過ぎないスタイルは変えないが「チャンスで倒し切れるボクサーになりたい」とV1戦で逃したKO防衛もテーマだ。神の左・山中がグラブをつるした日本ボクシング界は、同じサウスポー王者・岩佐が盛り上げる。(田村 龍一)

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