比嘉、制限体重まで残り9・5キロでスパーを開始…4・15にV3戦

スポーツ報知
自転車型運動器具を使って減量に励む比嘉大吾

 WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(22)=白井・具志堅スポーツ=が9日、都内の所属ジムで同級2位クリストファー・ロサレス(23)=ニカラグア=とのV3戦(4月15日、神奈川・横浜アリーナ、報知新聞社後援)に向けてスパーリングを開始した。前WBC世界バンタム級王者・ルイス・ネリ(23)が体重超過で日本でのボクシング活動を永久に禁止され「(自分も)気をつけないと。ネリにヒゲが似ていると言われるし」と二の舞いを演じないよう覚悟を示した。

 自身の体重は、フライ級の制限体重50・8キロまで残り9・5キロ。4回のスパーを披露したが、7日に鹿児島・徳之島での合宿から帰京したばかりで「疲れが残っている。スローモーションだった」と自身の動きの鈍さに苦笑い。それでも約30分間、エアロバイクでたっぷりと汗を流した。

 続KOで浜田氏超えだ 次戦で16戦連続KO勝利となれば、故郷・沖縄の先輩の元WBC世界スーパーライト級王者・浜田剛史氏(57)らを超える日本新記録。試合では、浜田氏の現役時代と同じ白を基調としたトランクスとグラブを用意。「沖縄の先輩を背負うつもりで」と追い込みをかけていく。(浜田 洋平)

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