辰吉寿以輝、次戦は4・30 父・丈一郎の世界初奪取時と同じ21歳&プロ8戦目

スポーツ報知
次戦のKO勝ちを誓う辰吉寿以輝。父・丈一郎が世界王座を初奪取したプロ8戦目を迎えた(カメラ・田村 龍一)

 大阪帝拳ジムは13日、元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(47)の次男・寿以輝(21)の次戦を4月30日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で行うと発表した(報知新聞社後援ドラマチックボクシング)。

 スーパーバンタム級8回戦で相手は石橋俊(30)=仲里=。両者は昨年2月に対戦予定だったが、寿以輝が練習中に左拳を負傷し、試合中止となっていた。

 寿以輝は大阪市内の同ジムで会見。「ケガしてすいません、という気持ち」と、待たせた石橋へ申し訳なさそうな表情を見せたが、「早く試合がしたい。今年の試合、全KO勝ちする」と息巻いた。14日からスパーリングを開始し、実戦感覚を磨いていく。

 最近の3連続KOなど現在デビュー7連勝中。91年9月、現在の自身と同じ21歳だった父・丈一郎が当時国内最速で世界王座を獲得したプロ8戦目を迎える。「(父は)すごいと思うが、自分は気にしていない」と、アマ経験のある父とプロたたき上げの自身を比較せずマイペースだ。陣営は、順調なら年内に東洋太平洋か日本ランカーとの対戦を計画。寿以輝も「ゴーサインが出れば、いつでもやりたい」とタイトル戦線へ意欲を見せた。寿以輝の通算成績は7勝(5KO)。

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