32歳・村田「年も年なので」体の変化に応じて緩急トレーニング

スポーツ報知
グラブをつけずに軽めにミットを打つ村田(右)

◆報知新聞社後援プロボクシング・ダブル世界戦 ▽WBA世界ミドル級タイトルマッチ 王者・村田諒太―同級8位・エマヌエーレ・ブランダムラ ▽WBC世界フライ級タイトルマッチ 王者・比嘉大吾―同級2位・クリストファー・ロサレス(4月15日、神奈川・横浜アリーナ)

  プロボクシングWBA世界ミドル級王者・村田諒太(32)=帝拳=が“半休トレ”で調整した。同級8位エマヌエーレ・ブランダムラ(38)=イタリア=との初防衛戦(4月15日・横浜アリーナ、報知新聞社後援)に向け、15日に都内の所属ジムで練習。約2時間、一度もグラブをつけず、軽めのシャドーなどで汗を流すにとどめた。

 今週は月曜6回、火曜2回、水曜6回と3日連続でスパーリング。過去の試合前は月、水、金など1日以上の間隔を置いていたが「金曜の動きがいいとはいえない。だったら元気なうちに感覚を磨いたほうがいい」と、余力のある週の前半に負荷をかけるメニューに変更。「(完全オフの)日曜だけで疲れが抜けるかというと、年も年なので」と体の変化に応じて模索した調整法だ。体力が回復した金曜は6回を予定。「今度の試合に向けてはこんな感じでいく」と緩急をつけて仕上げる。(浜田 洋平)

スポーツ

×