山中竜「バッチリ」胸囲3センチアップ…ダブル世界戦予備検診

スポーツ報知

◆プロボクシング・ダブル世界戦 ▽WBO世界ミニマム級タイトルマッチ 王者・山中竜也―同級4位・モイセス・カジェロス ▽WBA世界ライトフライ級王座決定戦 同級1位・カルロス・カニサレス―同級2位・小西伶弥(18日・神戸ポートピアホテル)

 ダブル世界戦の予備検診が15日、神戸市内で行われ、4選手とも異常はなかった。初防衛を目指す山中竜也は、王座を奪取した昨年8月の前王者・福原辰弥(28)=本田フィットネス=戦よりも胸囲が3センチアップし「トレーニングの成果。最近、背中が大きくなったと言われる。バッチリ」とニヤリ。数字以上に「パンチが以前よりも、しっかり打てるようになった」と今冬、強化した体幹トレーニングの成果を実感している。

 鍛えた理由がある。福原戦で「右ストレートを打った後、体が流れる場面が多かった」と反省。それまでは、戻しの速さでカバーしたが、今後の防衛ロードを見据えて契約トレーナー指導の下、改善してきた。

 この日はカジェロスと初対面。友好ムードで握手した王者は「相手の体格は全て想定内。必ず勝つ」。胸囲アップを脅威の右につなげてみせる。(田村 龍一)

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