「僕はネリとは全然違う」同じメキシコ勢のカジェロスが計量一発パス…１８日ダブル世界戦

　ダブル世界戦（１８日・神戸ポートピアホテル）の前日計量が１７日、試合会場で行われ、ＷＢＯ世界ミニマム級戦（４７・６キロ以下）は王者・山中竜也（２２）＝真正＝、同級４位のモイセス・カジェロス（２８）＝メキシコ＝ともにリミット４７・６キロで一発でパスした。

　カジェロスは計量本番１時間半前に“予備計量”を行い、４００グラム超過。１日のＷＢＣ世界バンタム級タイトル戦で同じメキシコ勢のルイス・ネリ（２３）が体重超過により王座を剥奪され、日本のリングから永久追放されているが、ミット打ちなどで汗を流したカジェロスは計量本番では全裸で計測し、一発パス。ドリンクを飲み終えると、「僕はネリとは全然違う。」と強調し、「明日は勝つ」と王座奪取を宣言した。

　また、ＷＢＡ世界ライトフライ級（４８・９キロ以下）王座決定戦は、同級１位のカルロス・カニサレス（２５）＝ベネズエラ＝が４８・３キロ、同級２位の小西伶弥（２４）＝真正＝が４８・９キロで共に一発クリアした。