山中竜也に敗れたカジェロス「非常に疲れてしまった」8回終了後に棄権

スポーツ報知
5回、カジェロスのボディにパンチを決める山中竜也

 ◆プロボクシング▽WBO世界ミニマム級(47・6キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇山中竜也(TKO 8回終了)モイセス・カジェロス●(18日、神戸ポートピアホテル)

 WBO世界ミニマム級王者の山中竜也(22)=真正=が、同級4位のモイセス・カジェロス(28)=メキシコ=を8回終了TKOで破り、初防衛に成功した。山中の戦績は16勝(5KO)2敗、カジェロスは28勝(16KO)8敗1分け。

 カジェロスは序盤から劣勢で、8回終了後に棄権を申し出た。17日は非公式の予備計量で400グラムもオーバー。全裸になった末に、かろうじてリミットでパスした。減量の影響は否定し「非常に疲れてしまった」と、うなだれた。

 昨年2月のWBO世界同級暫定王座決定戦で福原辰弥(本田フィットネス)に1―2で判定負け。再び王座奪取に失敗し「山中はスピードと技術があって、いいボクサー。リスペクトします」と、脱帽するしかなかった。

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