小原佳太、王座陥落…同時ダウンで立ち上がれず

スポーツ報知
小原佳太

▽WBOアジアパシフィック・ウエルター級タイトルマッチ12回戦 ○アルビン・ラガンベイ(KO2回2分36秒)小原佳太●=ラガンベイは新王者=(12日、東京・後楽園ホール)

 WBOアジアパシフィック・ウエルター級タイトルマッチが行われ、ダブルノックダウンで珍しい結末となった。王者・小原佳太(31)=三迫=と同級8位アルビン・ラガンベイ(22)=フィリピン=は、2回に互いのパンチで同時にダウン。立ち上がった挑戦者に対し、小原は10カウントを取られて2回2分36秒KO負けで王座陥落となった。小原の戦績は19勝(17KO)3敗1分け、ラガンベイは10勝(9KO)2敗。

 2回に互いの左フックが顔面を捉え、両者ともに倒れるダブルノックダウン。「最後のパンチはよく分からなかった」と相手も倒れたことに気づかず。報道陣に知らされ「そうなんですか? めっちゃ面白い試合」と苦笑いした。01年2月のフェザー級4回戦(後楽園ホール)では、添田智之が遠山孝司とのデビュー戦で互いのパンチを交差させたダブルノックダウンの末に勝利したことがある。

スポーツ

×