比嘉大吾、涙のTKO負け 連続KO勝利更新ならず 初黒星

スポーツ報知
3回、ロサレス(右)のパンチを浴びる比嘉

◆報知新聞社後援プロボクシング・ダブル世界戦 ▽WBC世界フライ級タイトルマッチ ○クリストファー・ロサレス(9回 TKO)比嘉大吾●(4月15日、神奈川・横浜アリーナ)

 前日計量でフライ級のリミットを900グラム超過し王座剥奪となったWBC世界フライ級前王者の比嘉大吾(22)=白井・具志堅スポーツ=が、挑戦者の同級2位クリストファー・ロサレス(23)=ニカラグア=に9回TKO負けを喫し、日本新記録の16試合連続KO勝利は更新できなかった。ロサレスは新王者となる。

 額を付き合わせて超接近戦で戦う両者。比嘉は左ボディーを中心に攻め込むが、4回終了、8回終了のジャッジでは共に劣勢、得意の距離で優位に進められない苦しい展開となった。9回途中、比嘉陣営が試合を止めTKO負け、初黒星となった。

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