具志堅用高会長、比嘉大吾の計量失敗にラジオ生放送で「やっちゃいけないことをやっちゃった」と謝罪

スポーツ報知
具志堅用高会長(左)と比嘉大吾

 プロボクシング白井・具志堅スポーツの具志堅用高会長(62)が19日放送のニッポン放送「垣花正あなたとハッピー!」(月~金曜・前8時)に生出演した。

 15日に行われたWBC世界フライ級タイトルマッチの前日計量でリミットをクリアできず王座剥奪となり、TKO負けを喫した元王者の比嘉大吾(22)について「やっちゃいけないことをやっちゃったんですよ。日本に昭和27年から世界タイトルマッチを初めて白井義男さんがやって、60人以上の世界チャンピオンが誕生して、国内でチャンピオンが体重オーバーで剥奪されたって初めてなんですよ。それがボクは一番、関係者、ボクシングファンのみんなにご迷惑をかけたっていう、本当にお詫びしたい」と謝罪した。

 その上で「もちろん、挑戦者は同じ条件で10キロ以上、減量する挑戦者陣営には申し訳なかった。本当に最高責任者っていうか、自分が一番悪いなと思っています」と声を震わせながら責任を痛感していることを明かした。

 今後に向けて「本人に2度と起こらないように教育をしなくちゃいけないんです。試合に勝つ前に自分に勝たなきゃいけないスポーツなんですよ。誰も助けてくれない。2度とミスしない教育。まだ22歳かな。いきなりチャンピオンになってずっと走っちゃったんです」と比嘉を思いやりながら「食べちゃいけないっていうものを食べちゃうんですよ。それ何か分かります? お菓子」と明かし、「外見だけじゃなくて内臓関係なんです。すべてチェックして自分とトレーナーのコミニュニケーション。まずかった」と反省を繰り返し、今回の失敗を糧に「大きい力になってチャピオン取りたいですね」と再起させることを明かしていた。

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