田口良一、穏やかに予備検診 初対面の挑戦者に「優しそう」

スポーツ報知
予備検診を終えてポーズをとる田口と挑戦者・ブドラー

◆報知新聞社後援 プロボクシング ダブル世界戦▽WBA・IBF世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 田口良一―ヘッキー・ブドラー ▽IBF世界ミニマム級(47・6キロ以下)タイトルマッチ12回戦 京口紘人―ビンス・パラス(20日、東京・大田区総合体育館)

 WBA・IBF世界ライトフライ級統一王者・田口良一(31)=ワタナベ=が18日、IBF同級6位ヘッキー・ブドラー(30)=イタリア=との統一王座防衛戦に向け、都内の後楽園飯店で予備検診を行った。田口は身長167・5センチ、リーチ170・0センチ、首回り35・0センチ、胸囲88・0センチ。ブドラーは身長159・5センチ、リーチ166・5センチ、首回り36・0センチ、胸囲81・0センチだった。

 日本人初の2つのベルトを懸けた統一王座防衛戦に臨む田口は、勝てばWBA8度目、IBFでは初防衛となる。初対面のブドラーと写真撮影し「優しそうな感じですね」と笑顔で握手を交わした。減量は残り700グラムと最終盤に入ったが、プロ32戦目とキャリアを重ねて落ち着いた様子。「30戦を超えてベテランの域に入った。その点は慣れてきたと思う。良い状態でリングに上がれそう。試合が楽しみ」と穏やかな表情で話し、体調の良さを伺わせた。

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