村地翼、東洋大を3年で中退し1回KOデビュー…客席の母に感謝
スポーツ報知
◆プロボクシング▽スーパーフライ級(52・1キロ以下)4回戦 村地翼(駿河男児))KO1回1分32秒 福田瞬(結花)(20日・ふじさんめっせ)
10試合が行われ、東洋大を3年で中退してプロになるため富士市にやってきた村地翼(21)=駿河男児=が、デビュー戦を1回KOで飾った。「倒しに行きます」と宣言していた通り、ゴングと同時にラッシュ。福田瞬(結花)をコーナーに詰めると、左ボディーのフェイントから右ストレートを顔面に打ち下ろし、1分32秒で終わらせた。
試合後にマイクを向けられると「ありがとう」と客席の母に頭を下げた。家族にはプロ入りを反対されていたが、この日は両親と祖母が兵庫県から見に来てくれていた。母・典子さんは「減量食を作って、冷凍パックにして送ってくれたんです」と村地は感謝した。
プロのリングは「めちゃめちゃ楽しかったです」。6月にはB級のプロテストを受験する予定。そして年内に2勝してA級へ。「そして来年にはタイトル戦を。いつでも行けます」と元気いっぱいだった。