拳四朗が2回KOで3度目防衛「気持ち良すぎて、たまんないっす」

スポーツ報知
1回、左ジャブを放つ拳四朗

 ◆プロボクシング ダブル世界戦▽WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 拳四朗―ガニガン・ロペス(25日、東京・大田区総合体育館)

 WBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(26)=BMB=が同級1位のガニガン・ロペス(36)=メキシコ=に2回1分58秒でKO勝ちし、3度目の防衛に成功した。強烈な右ボディーストレートを見舞い、リングに沈めた。「いや~、もう気持ち良すぎて、たまんないっす!」とピースサインを作った。

 今春に計17日間行った2度のフィリピン合宿では、ロペスと同じサウスポーとのスパーリングを150回消化。「僕のパンチは当たるけど、相手は当たらない距離をつかんだ」と間合いに手応えをつかんでいた。24日の前日計量後、恒例の“もぐもぐタイム”では焼き肉店「西麻布けんしろう」の差し入れで、総額8万6400円の弁当でエネルギーチャージ。一貫4000円(税抜き)の牛シャトーブリアン握り寿司などに舌鼓を打った。

 衝撃のスピード決着に、自身も「こんなに早く終わるとは思っていなかった。もうちょっと見たい、という方は次回僕の試合を見に来てくれたら、またかっこいいところを見せるので、また会場に来て応援宜しくお願いします」と歓声に手を振っていた。

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