【マラソン】吉田も名古屋参戦!リオ決定戦に

2016年2月12日6時0分  スポーツ報知

 女子マラソンのリオデジャネイロ五輪選考会を兼ねた昨年11月のさいたま国際マラソンで日本人最上位の2位に入った吉田香織(34)=ランナーズ・パルス=が11日、同選考会の名古屋ウィメンズマラソン(3月13日)への参戦を表明した。同大会には1月の大阪国際を2時間22分17秒と陸連設定記録(2時間22分30秒)を上回るタイムで制した福士加代子(33)=ワコール=もエントリー。代表候補選手がそろい踏みする異例の最終選考レースとなりそうだ。

 女子マラソンの最終選考レースが“一発勝負”の様相を呈してきた。この日、都内で行われたラジオのイベントに参加した吉田が「もともと東京か名古屋を走るつもりが大阪の福士さんの結果を見て急きょ走ることにしました」と明かした。名古屋には大阪国際で陸連設定を上回る2時間22分17秒で走った福士もエントリー。野口みずき(シスメックス)や木崎良子(ダイハツ)ら同大会に絞って調整を進めてきたライバルに挑戦状をたたきつけた形だ。

 1か月半の間隔で2つ目の選考レースという福士のエントリーで物議を醸した名古屋だが、吉田には福士より厳しい戦いが待つ。リオ選考会の国内初戦だった昨年11月のさいたま国際で、自己ベストの2時間28分43秒で2位。しかし、現状では昨夏の北京世界陸上7位で内定している伊藤舞(大塚製薬)、大阪の福士に次ぐ3番手だ。

 名古屋の結果次第では走らなくても選ばれる可能性は残るが、過去4年の名古屋の優勝タイムは2時間22~24分。日本人トップのタイムも吉田の28分台を大きく上回る。日本陸連は陸連設定に達しない限り、最初に出場したレースが五輪選考の対象としており、ライバルが低調な結果に終わらなければ、吉田に残された道は2時間22分30秒の記録切りしかない。

 五輪切符は残り2枚。実業団に属さず、独自の調整法で結果を残した34歳。市民ランナーとしての五輪出場へ向け、21日の青梅マラソン(報知新聞社主催)をステップに、大一番に逆転をかける。

 ◆吉田 香織(よしだ・かおり)1981年8月4日、埼玉・坂戸市生まれ。34歳。中学1年から陸上を始め、川越女子高から2000年に積水化学入り。資生堂、アミノバイタルACなどを経て、昨秋から市民クラブの「ランナーズ・パルス」に所属。マラソンは06年北海道や10、12年ゴールドコーストなどで優勝。156センチ、41キロ。

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