【柔道】女子の高校3冠の富士学苑・舟久保、三井住友海上入り!

2016年10月9日6時0分  スポーツ報知
  • 2勝を上げ、チームに貢献した舟久保

 柔道女子57キロ級で今季全国選手権、全国高校総体、全日本ジュニア体重別選手権の個人高校3冠を達成した富士学苑の舟久保遥香(3年)が卒業後、三井住友海上入りすることが8日、分かった。

 同社は五輪金メダリストを始め、多くの代表選手を輩出した実業団の強豪。夢の2020年東京五輪出場へ万全の環境で臨む。この日行われた岩手国体では、少年女子に出場し2戦2勝。県勢5位に貢献した。今後は11月の講道館杯に備える。

 舟久保が、新天地から初の五輪を目指す。今季、高校個人3冠を果たし、ジュニア世代では敵なしとなった女王の卒業後の拠点が、三井住友海上に決まった。かねてより2020年東京五輪出場を目標とし、富士学苑で日々レベルアップに励んできた舟久保。大学進学など、いくつもある進路から選んだのは、由緒ある「世田谷道場」だった。

 三井住友海上女子柔道部は1989年に創設。88年ソウル五輪などで女子日本代表監督を経験した柳沢久氏(69)が創部当初から現在まで監督を務めている。

名選手多数輩出 これまで多くの名選手を送り出し、五輪(公開競技を除く)では1996年アトランタ大会で、女子61キロ級の恵本裕子(43、現特別コーチ)が日本女子柔道界初となる金メダルを獲得した。2000年シドニーから3大会連続五輪に出場し04年アテネ、08年北京で2大会連続金メダルに輝いた同63キロ級・上野雅恵(33、現コーチ)や、08年北京から3大会連続五輪出場中で08年北京、16年リオで銅メダルを獲得した同52キロ級・中村美里(27)など、コーチ、選手ともに日本の柔道界を引っ張る存在となっている。東京で初の五輪出場を目指す舟久保にとっては、この上ない環境が用意されることになる。

 今後は11月12、13日の講道館杯(千葉)に、シニア選手に交じり出場する予定だ。ジュニアの女王からオリンピックの女王へ。舟久保が夢を現実にするため、さらなる飛躍を期す。

 ◆舟久保 遥香(ふなくぼ・はるか)1998年10月10日、富士吉田市生まれ。17歳。5歳で柔道を始め、大明見スポーツ少年団、富士学苑中を経て富士学苑入学。14年5月、全日本カデ柔道体重別選手権準優勝。同年12月、アジアカデ・ジュニア選手権(カデ部門)優勝。15年8月高校総体個人戦制覇。同年9月全日本ジュニア、10月世界ジュニア優勝。今年3月の高校選手権、同4月ロシアジュニア国際、同8月高校総体、同9月全日本ジュニア体重別選手権を制覇。段位は2段。162センチ、57キロ。血液型O。家族は両親と兄。

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