【体操】内村航平、プロ転向検討…東京へ前例なき挑戦

2016年11月1日8時0分  スポーツ報知
  • 内村航平

 体操でリオデジャネイロ五輪個人・団体総合2冠の内村航平(27)=コナミスポーツ=が、日本体操界初のプロ選手転向を検討していることが31日、複数の関係者の話で明らかになった。13日の全日本団体選手権(国立代々木競技場)後にも、現所属を退社する見通し。4大会連続の代表入りを目指す20年東京五輪へ、前例のない挑戦に踏み切ることになる。

 プロ転向の最大の利点は、複数のスポンサー企業から豊富な活動資金を得られること。これまでも所属先からの給与や大会報奨金などの収入はあったが、大手企業からさらなるサポートを受けられる。

 独立後は、サッカー日本代表FW岡崎慎司(30)=レスター=らを担当するマネジメント会社がバックアップすることが決定済み。関係者は「サッカー界で多くの実績を積んできた会社。内村選手サイドからの強い希望もあって、サポートが決まったようだ」と説明した。プロ転向後の練習拠点は、代表合宿などで慣れ親しんできた東京・北区の味の素トレセンが有力。現所属も理解を示しており、現在拠点にする埼玉県内の施設の継続利用を申し出ているという。

 内村は五輪、世界選手権の国際大会では09年から個人総合8連覇中。31歳で迎える東京五輪は種目を絞ったスペシャリストとして代表入りを目指す考え。「体操と向き合って、多少の衰えを受け入れて、どう自分が強くなるか」と話していた。絶対王者の未知なる挑戦が始まろうとしている。

 ◆主な五輪アスリートのプロ転向 04年アテネ、08年北京大会で計4個の金メダルに輝いた競泳男子平泳ぎの北島康介氏が有名。それまでは東京スイミングセンターの所属だったが、05年4月から日本コカ・コーラと所属契約を交わし、推定で年間1億円以上とも言われる収入を得ながら活動した。

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