静岡が3年ぶり入賞、アンカー清田が4人抜き…全国都道府県対抗女子駅伝

2017年1月16日8時0分  スポーツ報知
  • 6位で3年ぶり入賞し喜ぶ選手たち

 ◆全国都道府県対抗女子駅伝(15日・西京極陸上競技場発着=9区間42・195キロ)

 静岡が6位で3年ぶり入賞を果たした。4区の宮田佳菜代(21)=ユタカ技研=が区間2位、8人抜きで一時は、3位に押し上げる快走。最後は10位でたすきを受けたアンカー・清田真央(23)=スズキAC浜松=が区間3位の走りで4人抜きを決め、13年の県勢最高5位にあと一歩と迫る好結果でフィニッシュした。

 猛然と追いかけた。アンカーの清田が降りしきる雪の中、爆走した。体が温まってきた5キロ過ぎからギアチェンジだ。ラストのトラックでの直線では生まれ故郷の愛知をわずかに抜けなかったものの、6位でゴールを駆け抜けた。

 無我夢中だった。10位でたすきを受けたが、「3人から4人抜かないと入賞はない」と思って走り始めた。昨年はアンカーを任されたが、10位に終わって責任を感じていた。「今年こそ入賞したいと思っていたので、最低限のレースはできました」と笑顔を振りまいた。

 同じアンカーで走った岡山の小原怜の走りに刺激を受けた。15年の北京で行われた世界陸上日本代表選手。「本当は小原さんのように、もっと前半から行きたかったけど、まだまだ私の弱いところ」。どんな状況でも積極的にレースを作って区間賞を獲得。「その姿勢を見習いたい」と3月22日の名古屋ウィメンズで2度目のマラソンに挑戦に向けて反省材料になった。

 もう一人の社会人ランナー、4区の宮田が区間2位で8人抜き。11位でたすきを受けると、3位までジャンプアップさせた。「入りは遅かったけど、坂をのぼり始めてから体が動いてきた」これまで2回は愛知で走っていたヒロインが、初の県代表で入賞に貢献した。

 3年ぶり入賞に里内正幸監督(40)も満足げ。井上藍(27)=ノーリツ=、山口真由子(17)=島田高=と予定していた選手が負傷で変更しても戦力が落ちなかったのは大きい。「来年に向けて可能性が見えてきた」と指揮官。県勢最高5位超えも、夢ではない。(塩沢 武士)

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