青学大・一色、“箱根より高い山”20年東京五輪へ練習公開

2017年2月17日17時29分  スポーツ報知
  • 4月から加入するGMOアスリーツの花田監督(左)が見守る中、びわ湖毎日マラソンに向けて走り込む一色

 8月のロンドン世界陸上代表選考を兼ねた「びわ湖毎日マラソン」(3月5日)に招待選手として出場する青学大の一色恭志(4年)が17日、4月から加入するGMOアスリーツの本拠地の埼玉・東松山市で練習を公開した。箱根駅伝(1月2、3日)で完全優勝し、史上初の大会3連覇と年度3冠の同時達成に貢献したエースは「大学駅伝の満足感、達成感があるが、もう昔のこと。振り返らない」ときっぱり。6日に東京・町田市の青学大選手寮から引っ越して12日。箱根よりはるかに高い山に向かって走り出した。

 2020年東京五輪マラソンでメダル獲得を狙う一色は、理想の選手の一人に挙げるのが「最強の市民ランナー」川内優輝(29)=埼玉県庁=だ。「川内さんは安定した強さがある。マラソンランナーとして究極の姿だと思う。練習で100キロを走ることもあると聞いた。マラソン練習は走ってナンボ。僕も泥臭い練習を続けていきたい」と表情を引き締めて話した。

 一色はフル初挑戦だった昨年2月の東京マラソンで2時間11分45秒の11位。日本陸連の長距離・マラソン強化戦略プロジェクトの瀬古利彦リーダー(60)は「初マラソンでは立派。私のイチ推し選手。2時間7分台を出して、東京五輪代表に名乗りを上げてほしい」と期待を込めて話すが、一色自身は極めて冷静。「その心意気はありますが、2時間7分台は今すぐに出せる記録ではありません。びわ湖毎日では2時間10分が目標。その次のマラソンで自信をもって2時間8分を狙いたい」。百戦錬磨の川内のように経験を積み重ね、段階を踏んだレベルアップで世界を目指す。

 びわ湖毎日には16年リオ五輪マラソン代表の佐々木悟(31)=旭化成=、石川末広(37)=Honda=、海外勢では2時間4分52秒の記録を持つ15年東京マラソン優勝のネゲセ(26)=エチオピア=らが出場する。

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