【青梅マラソン】神野大地、日本人トップ3位!雪辱は初フルで

2017年2月20日6時0分  スポーツ報知
  • 男子30キロの部で3位に終わった神野大地はゴール後に苦しそうな表情を見せた

  ◆報知新聞社主催 第51回青梅マラソン ▽30キロ(19日、東京・青梅市、日本陸連公認コース)

 メイン種目の男子30キロで、優勝を宣言していた「3代目・山の神」神野大地(23)=コニカミノルタ=は1時間31分33秒で日本人トップの3位にとどまり、苦闘を糧に2020年東京五輪マラソンでメダル獲得を目指すと誓った。優勝は1時間30分49秒で走破したチェボティビン・エゼキエル(24)=東邦リファイン=。00年シドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子さん(44)が2年連続でスペシャルスターターを務めた。(晴れ、気温5・5度、湿度35%、北北東の風2・3メートル=30キロスタート時)

 箱根の山より青梅路の30キロは険しかった。24・5キロでエゼキエルに突き放され、神野は44秒遅れでゴールした。両ひざに手を置き、30秒ほど動けない。悔しさを隠そうともしなかった。

 「優勝は絶対条件で、大会記録(1時間30分21秒)の更新を狙っていたが、両方できなかった。30キロは思い通りに走れなかった」

 青学大時代に箱根駅伝5区で大活躍し「3代目・山の神」と呼ばれた。社会人1年目の総決算が今大会だった。序盤、向かい風の中、積極的にレースを引っ張ったが、後半に失速。前日のトークショーでは「優勝と大会記録の賞金を合わせて250万円を頂いて帰ります。青梅の神と呼ばれるように頑張ります」と宣言していたが、現実は甘くなかった。「自分の弱さを痛感した。マラソンが怖くなった」と率直に語った。

 それでも、東京五輪マラソンでメダル獲得という競技人生最大の目標はブレない。「並大抵の覚悟では、マラソンは走れないということがよく分かった。この悔しさを持ち続けて、必ず次に生かします」と決意を表明した。

 東京五輪の代表選考基準は未定だが、神野はリオ五輪を下敷きにして青写真を描いている。今年12月に福岡国際でマラソンデビューする予定。「そこで18年アジア大会(インドネシア・ジャカルタ)の代表を目指します。アジア大会で優勝すれば、19年の世界陸上(カタール・ドーハ)に出られるし、そこで結果を残せば五輪代表に選ばれる。暑さは得意なので、その最短ルートを目標にやっていきます」と大いなる野望を明かした。

 青学大の恩師・原晋監督(49)譲りの「超前向き思考」を持つ23歳。青梅の敗戦を糧に世界と戦う舞台を目指す。(竹内 達朗)

 ◆神野 大地(かみの・だいち)1993年9月13日、愛知・津島市生まれ。23歳。神守中1年で陸上を始める。2012年、中京大中京高から青学大に入学。箱根駅伝は2年で2区6位。3年は5区1位で金栗四三杯(MVP)を受賞。母校を初Vに導いた。4年時は5区2位で連覇に貢献。昨年卒業、コニカミノルタ入社。家族は両親と兄。165センチ、45キロ。

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