【尾方剛の目】マラソン甘く見ている「40キロ走増やせ」

2017年3月6日7時31分  スポーツ報知

 ◆ロンドン世界陸上談志代表選考会兼びわ湖毎日マラソン(5日、滋賀・大津市皇子山陸上競技場発着=42・195キロ)

 びわ湖でこんなに良い条件なのは、めったにないこと。日本勢にも勝つチャンスはあったのに、勝負する以前に離れてしまって残念だ。ベテラン勢は追い上げる走りはできても、1キロ3分のペースメーカーにはついていけない。本来行って欲しかった一色や村沢は、マラソンを甘く見ていると思う。「裏付け」がないと走れないと分かったはずだ。

 「裏付け」とは、練習量に他ならない。今の選手の大会に備えた40キロ走の本数は、1~2本程度。中にはゼロという選手もいるようだ。そんな状態でマラソンは走れない。自分は準備期間の3か月で、最低8本。多い時は10本を超えていた。これだけ走ったのだから絶対やれる、と自信が出てきて、世界でも戦えるようになる。日頃からどれだけ距離への意識を持てるか。今はとにかく量が足りない。(05年ヘルシンキ世界陸上銅メダル、広島経大監督)

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