80年代に来日した謎の覆面レスラーの正体はあの男だった

2017年3月18日18時13分  スポーツ報知
  • 35年ぶりに日本に現れたドリーム・マシーン(右は闘道館の泉高志館長)
  • 素顔のケンドー・ナガサキ

 東京・千代田区のプロレス格闘技ショップ「闘道館」で、ケンドー・ナガサキ&ドリーム・マシーンのファンイベントが行われた。ケンドー・ナガサキ(本名・桜田一男、68)は、タレントのケンドーコバヤシ(44)が憧れて芸名にしたほどの有名レスラーだが、ドリーム・マシーンは1982~83年に全日本プロレスに来日した謎のマスクマン。

 今回のイベントは2部構成で、それぞれが単独で登場。実は同一人物なのだった。マニアの間では知られた正体だったが、公表されるのは初めて。Tシャツ(チームフルスイング)の発売を記念して、34年越しの“仮面の告白”となった。謎の怪覆面はサイン色紙にドリーム・マシーンのサインを書きながら「サインを書くのは初めてだよ」と言って笑った。当時は外国人のヒール(悪役)だったため、サインは拒否していたという。

 80年代初期に米ダラスでチャン・チュンという中国人キャラのマスクマンとして、ザ・グレート・カブキとオリエンタルタッグを組んでいたが、来日(帰国?)時はドリーム・マシーンと名付けられた。その後、フロリダでケンドー・ナガサキというペイントレスラーとして、不動の存在となり、チャン・チュンもドリーム・マシーンも消えていった。

 それが、幻のマスクマンとして、34年後にイベントに呼ばれるのだから「不思議なもんだね。日米でリングネームは8個ぐらい使い分けてきたけど、すっかり忘れてたよ」とマスク越しに目を細めた。日本語でファン(かなりのマニア)と語り合いながらも、それでも謎のマスクマンとして、その場でマスクを脱ぐ事はせず、休憩の幕を閉めてから、ケンドー・ナガサキとして再登場した。

 ナガサキとしても正式に引退はしていないが、経営していたちゃんこ店なども還暦とともにリタイア。「悠々自適じゃないけどね」と笑った。体重は全盛時の115キロから筋肉の分だけ落ちて105キロ。存在感はさすが昭和のレスラーだ。「フェースブックでも(日米で)『ファンでした』という人から連絡が来る」とうれしそうに話した。

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