「3代目・山の神」神野&箱根2区区間賞の神奈川大・鈴木、NZマラソン強化合宿へ

2017年3月22日18時50分  スポーツ報知
  • ニュージーランド合宿に出発するコニカミノルタ・神野(右)と神奈川大・鈴木

 20年東京五輪に向けた男子マラソン強化策として日本陸連が主催するニュージーランド・ネルソン合宿に「3代目・山の神」神野大地(23)=コニカミノルタ=と今年の箱根駅伝2区で区間賞を獲得した鈴木健吾(21)=神奈川大3年=が22日、成田空港から出発した。現地で別府大分毎日マラソン3位の木滑良(26)=MHPS=も合流する予定。4月中旬まで、50キロ走や3時間走などマラソンに特化した練習を行う。

 日本マラソン復活のために強化プロジェクトの一環として行われる今回のニュージーランド合宿の特徴は、マラソン未経験ながら潜在能力が未知数の2人の若手を抜てきしたことだ。神野は今年12月の福岡国際、鈴木は来年2月の東京で初マラソンに挑む。

 神野は、今夏のロンドン世界陸上女子マラソン代表に選ばれた清田真央(23)=スズキ浜松AC=と愛知・中京大中京高時代の同級生。「高校に入った時、3000メートルのベスト記録は僕が10分27秒で、9分47秒だった清田の方がずっと速かった。タイムだけで言えば、1年生の夏頃には僕の方が速くなったけど、今の立ち位置は日本代表に選ばれた清田の方がずっと先にいる。早く清田に追いついて、東京五輪には一緒に出られるようにしたい」と前向きに話した。

 今年の箱根駅伝で一躍、脚光を浴びた鈴木は神野の強靱(きょうじん)なメンタル面に着目している。「いろいろと注目されている中で、結果を残している。僕は注目されることが得意ではないので、神野さんの心構えを吸収したい」と話す。この日、成田空港で初対面し、あいさつを交わした神野は早速、アドバイス。「注目された中で結果を残すと2倍、称賛される。結果を残せなければ2倍、たたかれる。その覚悟を持ちながら、2倍、称賛されることの方を強くイメージしてプラスに考える」と注目選手としての極意を明かした。

 4月上旬には日本陸連長距離・マラソン強化戦略プロジェクトの瀬古利彦リーダー(60)=DeNA総監督=が合流。マラソン15戦10勝のレジェンドが若手ランナーを直接、指導する。日本男子マラソン復活に向けて、成果が期待される。

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