ケンブリッジ、日本初9秒台へ五輪リレー代表メンバーに対抗心「負けないようにやっていく」

2017年3月28日17時57分  スポーツ報知
  • スタート練習でケンブリッジ(左)に先着し、笑顔の山県亮太

 陸上の男子短距離ナショナルチームが28日、宮崎市内で合宿を公開した。リオ五輪男子400メートルリレー代表メンバーが一堂に会して練習するのは五輪後初。約3時間の練習後にはサインの求めにも応じ、集結した3500人から大歓声を浴びた。

 今月11日には桐生祥秀(21)=東洋大=と山県亮太(24)=セイコーホールディングス=が、オーストラリアで行われた国際競技会で今季初戦に臨み、ともに10秒0台をマークした。日本初の100メートル9秒台は、いつ誰が出してもおかしくない状況。4月に米国で初戦を迎える予定のケンブリッジ飛鳥(23)=フリー=も「刺激になるし、モチベーションにもなる。負けないようにやっていくだけ」とライバル心を燃やしている。

 約3時間の練習の最後。ケンブリッジは山県を誘い、スタート練習で火花を散らした。ベンチに座った桐生もチラッと視線を送る中、号砲に合わせてスタートして30メートル付近までダッシュ。ケンブリッジは3本とも山県に先行され「くそ~!」と天を仰いだが、ほどよい緊張感の中でスタート名人の山県の技を少しでも盗もうと汗を流した。日本陸連の苅部俊二・五輪強化コーチ(47)も「みんなで一緒にやる意味を考えよう、といつも話している。合宿では一番レベルの高いトップの練習ができる。刺激し合ってやるのが大切」と目を細めた。

 男子400メートルリレーは今夏のロンドン世界陸上で、ボルト擁するジャマイカを倒しての金メダルに期待がかかる。山県は「(100メートル)9秒台、(200メートル)19秒台の機運も高まっている。9秒台、19秒台の選手で(リレーを)組んで金メダルを狙いたい」と宣言した。

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