プロ転向・福島千里「納得いくレースでスタートを切りたい」米国3大会出場へ

2017年3月29日8時0分  スポーツ報知
  • 新千歳空港で米国遠征への抱負を語る福島

 陸上女子短距離で日本初のプロ選手となった福島千里(28)=札幌陸協=が28日、プロデビュー戦のテキサスリレー(29日~、テキサス州)など米国3大会出場のため、新千歳空港から出発した。

 日本陸上女子短距離初のプロランナーとなった福島が、新たな希望と挑戦心を持って世界の陸上王国へ飛び立った。プロ転向の要因でもある、より多くの海外実戦経験を積むため決断した春先初の米国参戦で、テキサスリレー(29日~4月1日)100メートル、ポモナ・ピザ招待(4月8日)200メートル、マウントサックリレー(4月15日)の100、200メートルに出場。8月のロンドン世界陸上に向け、福島は「初戦から結果にこだわり、納得いくレースでスタートを切りたい。参加標準記録(100メートル11秒26、200メートル23秒10)突破が当面の目標」と抱負を口にした。

 今年1月、東京のマネジメント会社ファーストトラックと契約。従来のインドアスタジアム(恵庭市)を拠点にしているが「(プロとしての)責任を感じ、モチベーションも上がった。活動幅も広がった」と話す。複数のスポンサー契約依頼もあり、現在検討中だ。

 帰国後は世界陸上選考大会の織田記念(4月29日)、静岡国際(5月3日)、日本選手権(6月23~25日・大阪)などに出場後、欧州遠征を計画。海外練習拠点開拓にも意欲を見せた。

 新たな道を選んだ福島に心強かったのは、北海道ハイテクAC時代の後輩、元陸上選手で09年ベルリン世界陸上100メートル障害代表・寺田明日香(27)=東京フェニックス、恵庭北高出=の、東京五輪を目指した7人制女子ラグビー転向という挑戦。「同じ道産子として、ぜひ、東京五輪代表を実現してほしい。自分も東京五輪を目標に1年1年しっかりやりたい」とエールを送り、共闘を誓った。(小林 聖孝)

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